きっかけはラジオ
たまたま聞いたラジオで、ジェーン・スーさんが話していた。
お手紙コーナーでバッサリとコメントしていた。私だったらこういってやる。
差出人に寄り添って、聞いている人を元気づける素晴らしいコメントだった。
そんなコメントがパッと出てくる人のエッセイ。
ジェーン・スーさんが感じた世界がそのまま本に落とし込まれていて、元気を分けてもらえた。
母親の死から始まる本書は、暗い現実に対して前向きに突き進むジェーン・スーさんの気持ち表現のあっさり乗り越えていく。
さらに父親の死を考えながら、どう生きてきたのか、どう生きるのかを模索する。
人は誰しも死ぬ。死ぬ前に本に書いて残しておきたい。それを皆が読んで、生きることを考えてくれたら良いなということかもしれない。
感想
ジェーン・スーさんは有名人だけど、私達は全然有名じゃない。
ジェーン・スーさんが有名人だから、私達とは違う行き方を、考え方をしているかというとそうじゃない。
人間らしく生きて、人間らしく感じて、それは私達も同じじゃないか。
父親に話しを聞いて、まるごと物語にしちゃうことは誰にでもできるんじゃないか。
誰もやらないけど、やったって良いし、それができれば確かめられる人がいる。
皆確かめたいだけなんだ。私も皆と同じだねと。同じ価値観だよねと。
だけど、なかなか表現できないし、共感してもらえなかったら崩れちゃいそうで伝えられない。
こんな普通の、当たり前のことが伝えられなくなってしまってる。
映える生活なんていらない。自分の今の人生のなかに、自分にとって嬉しい事実がたくさん散りばめられている。
それを拾い集めるだけで良い。
日常の中に小さな楽しさが積み重なってることを実感できるよう良い本でした。ありがとうございました。

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